Railroad Signals


実物の信号機のはなし その13

このページは瀬戸大橋線の信号機です。 一部はJR西日本エリアです。


宇多津デルタ線の全景。左が瀬戸大橋方向、右が宇多津駅方向。


宇野駅(岡山県)

かつて宇高航路で高松との間に国鉄連絡船が往来していた港町です。 いまでも、高松とここはフェリーが頻繁に往来していますが、 四国と本州を行き来するほとんどの人は坂出、児島間の瀬戸大橋を通るので、 すっかりさびれてしまっています。 昔の活況を知っている四国の人間にとってみたら、寂しい限りです。

かつての高松駅は気動車王国と呼ぶにふさわしい雰囲気がありました。 ディーゼルエンジンの青白い排気音と臭が広い駅構内に充満していた。 そこから、一時間の船旅でたどり着くここは、一転して、すべてが 電化された静かな宇野駅。このギャップはとても印象深い思い出です。

ホバークラフトもあったねえ、、、、しかし、列車接続は悪くて、 遅い連絡船の到着待ちという不合理なものだった。

新しい駅舎。

かつての宇野駅。山陽新幹線が開通するまでは大阪方面へは 特急電車や急行電車が頻繁に往復していた。駅舎内のポスターより。

かつて、この見渡す限りが線路で埋めつくされていました。 線路の左側の道路のあたりは、寝台特急瀬戸などの長距離列車が 休んでいたり、宇高連絡線に積み込む貨車が留置してありました。 、右側には宇野線の普通列車用のホームがあり、駅舎はそのさらに右 にありました。新しい駅舎は線路の行き止り部に移設されています。

最も遠景の山脈は四国の讃岐山脈です。 識別不能ですが、手前には海が見えています。 画面中央から左にかけて宇高連絡船の舟着き場がありました。 いまは影も形もありません(悲)。

三両編成の115系。駅舎内の改札口からの眺め。

いまの宇野線はすべてこんな二両編成の電車が茶屋町との間を 行き来しています。

なんと、ワンマンだよ。二両編成なのに、、、

茶屋町までの途中駅。 追い抜き可能な出発信号配置。 有効長がやたら長いのは昔の面影。 かつての四国連絡の列車(特急、急行、快速) はどれも10両以上の長編成であった。


茶屋町駅(岡山県)

茶屋町への進入。瀬戸大橋線との合流点。第一場内、第二場内がある。 かつての茶屋町駅は岡山宇野間の四国連絡快速の唯一の停車駅であった。 ここから倉敷方面には国鉄バスが運行していた。

宇野からの普通列車は二番線に進入、ここから宇野へ折り返し運転。

岡山から高松へむかう快速マリンライナーが到着。


児島駅(岡山県)

児島から瀬戸大橋方向のながめ。マリンライナーが先発。

岡山から観音寺へ向かう普通列車は、ここでマリンライナーに追い抜かれます。 JR東からゆずってもらった113系の更新車です。他に色違いが二編成あります。

児島から瀬戸大橋方向のながめ。画面の左端には、はるか彼方の向う向きの 場内信号が見える。

貨物列車待避のためなのか、ここは やたら有効長の長い駅です。ホームは8両分くらいなのにね。 ここからいよいよ瀬戸大橋線です。

岡山方面のながめ。

岡山方面への出発信号が見えます。


瀬戸大橋線で児島から宇多津へ

児島を出発すると、上方に瀬戸中央道が迫ってる。 トンネルのむこうが瀬戸大橋。

まずは、トンネル内に第4閉塞信号。

トンネルを抜けると、いきなり下津井瀬戸大橋に飛び出します。 その下は海です。

下津井瀬戸大橋を渡ると第3閉塞信号。

斜張橋で有名な櫃石島橋と岩黒島橋を渡ると、ゆったりカーブするトラス橋に さしかかる。これが与島橋。ここはカーブしているため橋桁の幅が広いので 異様な空間です。

そして、北備讃瀬戸大橋の手前に、第2閉塞信号。

備讃瀬戸大橋の入口からのながめ、 つり橋なので線路はかなりアップダウンしてます。 全長1.5kmの橋全体がたわんでいるのがよくわかる。

複線レールの両側には空きスペースがあります。 この空きスペースは新幹線を敷設するために設けられたのですが、 四国新幹線計画そのものが頓挫してしまったため、ずーっとこのままです。

北備讃瀬戸大橋、南備讃瀬戸大橋を渡り、四国上陸。 ここに第1閉塞信号。

まだまだ宇多津デルタ線はこの先。埋立地にかかる高架橋を走ります。

中継信号は分岐方向別にあります。

再び中継信号。ここは一つにまとめてある。

ふたつの中継信号を過ぎると、宇多津駅の場内信号です。 と言っても、まだデルタ線の入口。

いよいよデルタ線に入ります。 ここで左に分岐するのが高松方面、直進すると宇多津方面。 右の線路は児島方向で、すでに高松方面、宇多津方面から合流しています。

車窓には坂出、高松方向への線路が見えます。上りと下りで、上下二段。 下段には高松方向の出発信号がみえています。

宇多津駅に向けては、ジェットコースターみたいな直線のすんごい登り下りです。 Y現示の閉塞信号が見えて来たら、もうすぐ宇多津駅。正面遠景には丸亀城。

高松方面のデルタ線合流点の眺め。下段の高架橋には高松方向への 第二出発も見える。

少し向きを変えて、再び、高松方面のデルタ線合流点の眺め。

ようやく第二場内です。宇多津駅に進入します。


宇多津から坂出へ

宇多津駅からデルタ線方向の眺め。ここも以前に紹介済み。 岡山へ向かう2000系特急が出発していきました。

以前、紹介した、デルタ線の宇多津から高松方向への第二出発信号。 このすぐ先で児島からの線路と合流。上方を岡山行マリンライナーがすれ違い。


瀬戸大橋線で坂出から児島へ

坂出駅を通過するトロッコ列車。土讃線大歩危での本日の営業がおわり、 高松運転所に帰っていくところです。 瀬戸大橋線にも同形のトロッコ列車が走っていますが、 瀬戸大橋を走行するときは、取り外し式の大きな透明板を窓に張り付けるそうです。

坂出から児島へむかうマリンライナーに乗りました。 デルタ線の宇多津、児島の分岐点です。 場内信号の黄プレートにはそれぞれ予讃と備讃と書いてある。

その向うには丸い中継信号がY現示(斜め灯火)です。 これはその先の宇多津ルートの第一閉塞の中継でしょう。 つまり、宇多津の場内がRだから、第一閉塞とその中継はY。

正面は宇多津から合流してくる高架橋、右下には児島から坂出 にむかう下り線(途中に向うむきの出発信号が見える)。

合流点の手前に出発信号。

児島方向にむけて走行中。ここで宇多津へ向かう高架橋の下をくぐります。

宇多津へ向かう高架橋(画面右上)の下をくぐると、 児島方向への合流点の逆走方向に入標(または入信?)です

たぶん、デルタ線を利用した編成の方向転換用の入標でしょう。 大阪や東京のデルタ線ではたとえ複線であっても逆走せずに方向転換できるわけですが、それを瀬戸大橋線でやると本州側の児島駅(JR西)まで行かないといけません。JR四国としては島内だけでなんとかしたかったんでしょう。そのため宇多津デルタ線で本線上を逆走できるようにしてあるんだと思います。実際、1998年に特急しおかぜの全ての編成をここを使っていっせいに方向転換するという大事業を実施しています(岡山編成と高松(いしづち)編成のオーダーを入れ替えるため)。

埋立地の高架橋を走行中。瀬戸中央道がオーバーハングしてきます。

すぐに第4閉塞です。

いよいよ南備讃瀬戸大橋にさしかかるところで、第3閉塞です。下りの閉塞区間 設定とは違いますね。

南備讃瀬戸大橋、北備讃瀬戸大橋、岩黒島橋、櫃石島橋が見えます。

北備讃瀬戸大橋を渡ったところに第二閉塞。

次に渡る二連斜張橋の岩黒橋、櫃石島橋が見えて来ました。

列車の重さで橋がたわむことによるロングレールの伸縮を逃すために、レール継 目でレールを斜めにカットしています。

下津井瀬戸大橋が見えて来ました。

下津井瀬戸大橋の手前に第一閉塞。

児島駅の場内信号が見えて来ました。 マリンライナーとすれ違いです。



謎の多度津駅の場内(第一場内はどこ???)

以前、謎だった話です。ん〜、結局よくわかりません(笑)。

高松から多度津駅への到着です。これは第一閉塞がYGです。

以前、紹介した第二場内。「2場」って書いてますから第二。 ということは第一場内はどこよ??? ちなみに、第一閉塞の手前(高松寄り)には第二閉塞もあります。 ほんとにナゾです。

第三場内もはるか前方に見えています。 ここの第二、第三場内は同時にY現示です。現示ホールドです。

このY現示が第三場内。第三場内は4番線だけ。 これも以前、紹介済み。


宇多津駅と瀬戸大橋デルタ線

ゴールドタワーからのながめ。かなり霞んでいます。

右が宇多津駅。左方に進むとデルタ線。

埋立地を瀬戸大橋へ向かう高架橋は意外なほど長いです。

今日は黄砂で瀬戸大橋がかすんでよく見えません。

宇多津デルタ線の全景。

二つの閉塞信号と一つの入標があるのがミソ。 すべて宇多津駅構内としての扱いです。以前に報告したとおり、ここから坂出 駅にかけても閉塞信号があります。

松山から走ってきた特急しおかぜ+いしづちは 宇多津駅で分割され、まずは岡山へ向かう特急しおかぜ(5両編成)が 走りさっていきます。

しばらくして、高松へ向かう特急いしづち(3両編成)が出発していく。


高松駅

手前が高松駅。遠くに高松運転所。でも、かすんで見えない。

高松駅の全景。

(少し上の写真で)児島駅で見た113系のブルー編成が停車中。 こいつは瀬戸大橋を渡って岡山にも顔を出しています。

遠くに高松運転所。かすんで見えにくい。 単行の普通電車が運転所に引き上げて行きます。

マリンライナーの到着。以前に紹介した出発信号機のきれいな並びがみえます。


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